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[がん政策レター 2013/11/19(第108号)]「患者アドボカシーカレッジ」を“開講”しましたので、ご一読を

配信日付:2013年11月19日


━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2013/11/19(第108号)
■□   がん政策レター   □■  日本医療政策機構 市民医療協議会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ がん政策情報センター

がん政策レターでは、各地の「がん患者アドボケート」による活動やがん対策
の好事例を紹介し、がん医療の“均てん化”を目指します。

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[1] センター長コラム
[2] がん対策レポート
[3] インフォメーション
[4] がん対策トピックス
[5] がん対策ニュース


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[1] センター長コラム

● 「患者アドボカシーカレッジ」を“開講”しましたので、ご一読を

 11月18日に、新たに患者アドボカシーカレッジを開講いたしました。ぜひ、
一度、目を通してみてください。

 この患者アドボカシーカレッジは、アドボカシー(政策変革活動)に取り組
む患者関係者にご活用いただくために作成しました。疾病やテーマを問わず、
医療に関する政策や対策の変革や改善に取り組んでいる広くかつさまざまな方
々を対象としています。患者や家族として遭遇した問題から、その背後にある
政策や医療体制の課題を認識し、そうした医療を取り巻く環境を変えていこう
とする方々を支援するものです。アドボカシーをする際のスキルや知識を、と
りまとめています。

 国や地域のアドボカシー活動に関わる人々の層をさらに飛躍的に増やすこと
は日本の急務と言えるでしょう。それは、例えば次のようなひとつの側面から
も明らかではないでしょうか。

 2025年に団塊の世代が75歳に達し、日本の超高齢化はピークの段階になり、
それがしばらく続きます。今年8月に出された社会保障制度改革国民会議の報
告書は、国民皆保険を守るために、医療提供体制や医療保険制度の仕組みなど
に大きな改革が必要、としています。報告書の各論や細部の一部には異論があ
っても、多くの人がこの方向感には同意するのではないでしょうか。また、多
くの有識者が、次期医療計画、診療報酬改定、介護報酬改定が同時期に議論さ
れる2017年度が“最後の改革チャンス”と位置付けています。さらには、2015
年度には医療計画の前提となる地域医療ビジョンが策定されますし、この年は
現在の地域医療計画の折り返し点で、中間評価が必要です。こうして“逆算”
してくると、2014年度に何が必要かが見えてきます。

 今や国からも、医療計画策定のガイドラインにあるように、医療政策の検討
への患者の参画が求められています。こうした審議の委員会の席に患者アドボ
ケートが現に参加し、スキルと知識をもつことで委員として活躍し、よりよい
政策つくりに貢献していくことが期待されます。2015年ごろには、地域医療体
制を検討する議論に参加できる患者アドボケートが数百人から数千人は必要と
の計算も成り立ちます。というのは、47都道府県に医療計画の5疾病・5事業・
在宅の11分野に1人ずつ患者アドボケートが存在するとしたら、数百人になる
からです。2人ずつなら約千人です。医療は都道府県単位でなく、2次医療圏(県
に平均8つ程度ある)ごとに議論するべきテーマがあります。そう考えると、
患者アドボケートの人数は数千人の規模になります。こう見てくると、2014年
はやはり重要な年になります。政策立案参画スキルは一朝一夕には身に付かな
いでしょうから、数千人の患者アドボケートやその希望者が学習を始めるべき
年という位置付けになるからです。こうした文脈も含めて、アドボカシーカレ
ッジがさまざまなニーズに対応し、多様な方々に活用されれば幸いです。

 アドボカシーカレッジは、「ブックレット」と「レクチャー(動画)」の2
つの柱から構成されます。「ブックレット」は「アドボカシー」と「政策知識
」の2部構成になっています。前者は、「新しいアドボカシー活動を始めると
き」「異なる立場と協働するとき」「政策立案と評価を行うとき」「団体運営
をするとき」など、シーン別に30編ほどを用意し、考え方やノウハウ、スキル
などについて記述しています。後者では、「政策決定プロセスに参画するため
に」「地域医療計画に提案するために」「疾病・事業の対策を改善するために」
「リサーチ(医学研究)アドボケートになるために」の各場面を想定し、その
際に必要と思われる知識のエッセンスを、数十編に分けてコンパクトに説明し
ます。このたびは、まずはじめとして、第1部の30編弱を掲載しました。今後、
続けて追加掲載を進めていきます。

 このメールマガジンをお読みいただいているのは、がん領域の関係者が多い
と思います。アドボカシーカレッジの内容の多くが、がん領域でのアドボケー
トの方々の活動や成果から学んだものです。がん領域で広がっている「六位一
体」と呼ばれる協働に関する考え方や、がん政策サミットにて参加者一同で行
ったたくさんのグループワークの経験も取り入れています。がん領域はそれ以
外の疾病領域や社会一般の手法からたくさんのことを学んでいると思いますが、
同時に、がん領域で発展した手法が他の疾病領域においても大いに有効である
ことが多いでしょう。

 アドボカシーカレッジの内容は、みなさんがすでにご承知のことも多々含ま
れているでしょうが、新しい発見もあるかもしれませんし、これまでの経験や
知識の振り返りにもつながると思います。ご一読いただければ幸いです。また、
所属する患者団体や連合会などでの勉強会でもご活用ください。さらには、患
者関係者と行政関係者、患者関係者と医療提供者など、異なる立場の合同勉強
会でも使えると想定しています。そして、がん以外の疾病に取り組む患者団体
や市民団体の方々にも、このような資料があることをご紹介いただければ幸い
です。日本医療政策機構市民医療協議会では、みなさんのご活躍で日本の医療
改革がより良い方向により速く進むことを願っております。また、微力ながら
アドボカシーカレッジを少しでも充実させていきたいと考えております。
(センター長 埴岡 健一)

参考サイト

>>患者アドボカシーカレッジ
http://www.advocacy-college.net/


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[2] がん対策レポート

今回はお休みさせていただきます。
次号をお楽しみに。


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[3] インフォメーション

● 「患者アドボカシーカレッジ」開講

 「がん政策情報センタープログラム」に加えて、「患者アドボカシーカレッ
ジ」プログラムをスタートいたします。

 このプログラムは、患者アドボカケートに向けた学習プログラムです。これ
まで市民医療協議会が患者アドボケートの皆さんから学んだ様々な知恵、各界
の有識者から学んだ知識などを、初心者向けにまとめました。アドボカシー活
動に必要なノウハウや、政策知識、そして団体のリーダーとして知っておきた
い情報を扱っています。

 ウェブサイトから誰でも受講できる形式になっておりますので、当事者であ
る患者さん・ご家族・ご遺族・支援者はもちろん、当事者と協働して問題解決
に臨む政治家、行政担当者、医療提供者、企業関係者の皆さんにもご紹介いた
だきたいプログラムです。

>>患者アドボカシーカレッジ
http://www.advocacy-college.net/


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[4] がん対策トピックス

>>しまねのがん対策〔11月15日更新、島根県〕
http://www.shimane-gan.jp/index.html

>>ぎふがんねっと〔11月13日更新、岐阜県〕
http://gifugan.net/

>>北海道のがん対策情報〔11月11日更新、北海道〕
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/gantaisakujyouhou.htm

>>広島がんネット〔11月11日更新、広島県〕
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/gan-net/


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[5] がん対策ニュース

>>夕暮れ乳がん検診好評[11月15日、読売新聞]
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20131114-OYT8T01167.htm

>>社説:がん検診受診率 手を尽くして向上図れ[11月15日、秋田魁新報]
http://www.sakigake.jp/p/akita/editorial.jsp?kc=20131115az

>>がん患者の治療と仕事の両立支援マニュアル みずほ情報総研が作成[11月15日、ミクスonline]
https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/45158/Default.aspx

>>先進医療ハイウェイ、月内に運用開始へ[11月14日、CBNews]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131114-00000004-cbn-soci

>>宿泊費、最大5割引き/離島へき地がん患者/沖縄県[11月12日、宮古毎日新聞]
http://www.miyakomainichi.com/2013/11/56668/

※がん対策関連のニュースは下記にまとめて掲載しております。
http://ganseisaku.net/newsclip.html


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日本医療政策機構 市民医療協議会 がん政策情報センターでは定期的にメール
マガジンを配信しております。
配信の停止をご希望の方は、下記事務局まで、連絡してください。
今後とも当機構の活動へのご支援を何とぞよろしくお願い申し上げます。

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がん政策レター 2013/11/19(第108号)

発行所	   :日本医療政策機構 市民医療協議会 がん政策情報センター
発行人/編集長:埴岡 健一

住所	   :〒102-0083 東京都千代田区麹町2-10-10-101
Tel	   :03-3222-6532
Fax	   :03-3222-6535
E-mail	   :gan_newsletter@hgpi.org
Web	   :http://ganseisaku.net/
	    http://www.shimin-iryou.org/

Copyright(c) 2013 日本医療政策機構 市民医療協議会 がん政策情報センター
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