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[がん政策レター 2011/09/20(第52号)]「ドラッグ・ラグ」を、もっと考える

配信日付:2011年09月20日

━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2011/09/20(第52号)
■□   がん政策レター   □■  日本医療政策機構 市民医療協議会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ がん政策情報センター

がん政策レターでは、各地の「がん患者アドボケート」による活動やがん対策
の好事例を紹介し、がん医療の“均てん化”を目指します。

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東日本大震災により被災された皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。
皆さまの安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

[1] センター長コラム
[2] がん対策レポート
[3] インフォメーション
[4] がん対策トピックス
[5] 注目のコンテンツ
[6] がん対策~気になるデータ
[7] 患者さんが作る提言活動の手引き
[8] がん対策ニュース


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[1] センター長コラム

●「ドラッグ・ラグ」を、もっと考える

 9月26日に開催予定の厚生労働省がん対策推進協議会(以下、協議会)の主な審議事項
は、「化学療法(ドラッグ・ラグを含む)」となっています。ご承知のとおり、ドラッグ・
ラグとは海外で使える医薬品が日本で使えるようになるまでに長い時間がかかり、すぐに
使えないことです。9月9日に開催された協議会では、26日の審議に先立ち、化学療法と
ドラッグ・ラグに関して、5人の参考人からの意見聴取がありました。

 その詳細は、本レターの次項に案内がある「第24回がん対策推進協議会レポート」をお
読みいただきたいのですが、参考人として発言した「卵巣がん体験者の会スマイリー」代
表の片木美穂さんは、2012年度からの第2期がん対策推進基本計画にドラッグ・ラグの実
際の解消につながる具体的な施策を盛り込むよう、訴えました。また、国立病院機構名古
屋医療センター院長の堀田知光さんは、ある疾病に対してすでに薬事承認された薬に関し
ては、別の疾病への保険適用については、学術的データを利用して別の審査機関が迅速に
判断する仕組みを作るべきとの趣旨の意見を述べました。ドラッグ・ラグ解消のためにこ
れまでさまざまな策が打たれてきましたが、もっと有効で大胆な策が必要との声が高まっ
ています。

 9月10日に開催された「患者の声を医療政策に反映させるあり方協議会(患者の声・協
議会)」の勉強会のテーマも「ドラッグ・ラグ」でした。NPO法人「PAHの会」の村上紀
子さんが、肺高血圧症(PAH)で有効とされる薬が使えないこと、NPO法人「がんと共に
生きる会」の海辺陽子さんが、がん領域での現状と課題について、患者の立場から発表を
しました。医薬品の承認審査を行う独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)理事
長の近藤達也さんは、PMDAが実施してきたラグ解消の取り組みを紹介しました。厚生労
働省で医薬品行政に関わったことがあり、現在、慶應義塾大学教授である黒川達夫さんは、
ドラッグ・ラグ問題の論点整理と解消への提言を試みました。黒川さんは、「進歩の速い領
域は、有効性が認められる別の疾患への適応拡大をもっと柔軟に行う仕組みを作っていい
のではないか」と提案しました。村上さんと海辺さんは、患者の声・協議会のメンバーで
す。私は患者の声・協議会の世話人の一人でパネルディスカッションのコーディネーター
をさせていただきました。

 参加した60人ほどの方に挙手で意見を聞いてみたところ、「ドラッグ・ラグ解消には、
これまである程度、対策は打たれてきた」「効果に関しては、まだあまり出ていない」につ
いて、それぞれ過半数の人が手を挙げました。また、「適応拡大などに、もっと柔軟な対策
を打つべき」については、ほとんどの人が賛意を示しました。ただ対策を打つだけではな
く、成果につながる施策が求められているといえるのでしょう。26日の協議会での議論が
注目されます。

 9月14日には、富山県議会を訪問しました。この日、自民党県議会議員会が、がん対策
推進条例制定のためのプロジェクトチーム(PT)を発足させたのです。これから1年かけ
て検討し、2012年11月の定例会に議員発議で条例案を提出して可決し、2013年4月の施
行を目指すとのこと。ちょうどタイミングが富山県のがん対策の新5カ年計画のスタート
と一致するようになる見込みです。

 PT初会合が開かれる前の勉強会で、「富山県がん対策推進条例の制定に向けて」との演
題で、話をさせていただきました。富山県のがんやがん対策の現況を見たうえで、これま
で各地のみなさんが取り組まれたがん条例の内容、制定プロセスなどについて、要点を説
明しようと試みました。PTメンバーは、「これまでのよいところを取り入れ、独自な内容
も盛り込みたい」と意欲的でした。また、患者さんや各関係者の意見もよく聞いて、案を
練りたいとの意向でした。最終的には超党派の取り組みとなり、全会一致で可決されるこ
とでしょう。

 富山県は「富山型がん診療体制」をうたっています。県内どこでも1時間以内ぐらいで
行けるという有利な地理的条件があります。そこで、地域の医療機関が一体となって、最
適の役割分担を行い、患者さんに最適な医療を広く提供しようという発想です。「富山型が
ん診療体制」は、まだコンセプトが先行ぎみで、実践が十分に追い付いていない側面もあ
るようですが、条例制定効果と相まってこれがモデル化されれば、地元のみならず全国に
も好事例として大きな貢献となる可能性があります。また、富山県は、大勢の「がん対策
推進員」を育成し、がん検診などの普及啓発を行うという先進的な取り組みを示した県で
もあります。

 条例制定によって、他県の利点が取り入れられ、地元の良い面がさらに伸ばされる効果
が出ることが、期待されます。がん政策情報センターでは、各地の県会議員や市議会議員
の方々からの、がん条例に関する情報提供の依頼にも、できるだけご協力するようにして
います。みなさんも、県議や市議に、がん条例についての説明を積極的に行ってみてはど
うでしょうか。

 季節は秋に入ります。都道府県の2012(平成24)年度のがん対策予算策定において、も
っとも重要な時期ともいえます。このたびちょうどがん政策情報センターのウェブサイト
に、2011(平成23)年度の都道府県予算の内容を、一挙掲載いたしました。ぜひ、これを
仲間と読んでください。そして、地元議員、行政担当者、医療関係者、地元メディアなど
と、意見交換をしてみてはいかがでしょう。どうぞ、地域のがん対策にフルにご活用くだ
さい。
(センター長 埴岡健一)

参考サイト
>>「第24回がん対策推進協議会レポート」
http://ganseisaku.net/practices/reports/domestic/gan_kyougikai/24.html
>>「ドラッグ・ラグについて~患者会の視点から~」(片木参考人資料)(第24回がん対策推進協議会)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001oak9-att/2r9852000001oaqg.pdf
>>「化学療法(ドラッグ・ラグ含む)」(堀田参考人資料)(第24回がん対策推進協議会)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001oak9-att/2r9852000001oar1.pdf
>>患者の声を医療政策に反映させるあり方協議会(患者の声・協議会)
http://www.patients-voice.jp/
>>「日本列島がん対策・現地レポート(4)〔富山県〕」(がんナビ)
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/200709/100091.html
>>富山県のがん及びがん対策の現状(富山県庁)
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1205/kj00006123.html
>>富山型がん診療体制について(富山県庁)
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1205/kj00006091-004-01.html
>>都道府県別のがん対策予算
http://ganseisaku.net/practices/archives/budget/gan_local/gan_torikumi.html


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[2] がん対策レポート

●ドラッグ・ラグのヒアリングで、協議会への不満噴出

 第24回がん対策推進協議会が、9月9日、厚生労働省内で開かれ、がん手術・放射線療
法の課題について集中審議を行いました。また、化学療法とドラッグ・ラグに対するヒア
リングでは、ドラッグ・ラグに関して、「残念ながらこの5年間の『がん対策推進基本計画』
ではほとんど無策に近い」といった、これまでドラッグ・ラグの是正を明確に打ち出して
こなかったともみえる同協議会の姿勢に、厳しい批判も出ています。

>>第24回がん対策推進協議会レポート
http://ganseisaku.net/practices/reports/domestic/gan_kyougikai/24.html

>>第24回がん対策推進協議会資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001oak9.html

>>過去のがん対策推進協議会レポート一覧
http://ganseisaku.net/practices/reports/domestic/gan_kyougikai/


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[3] インフォメーション

●2011年度「都道府県別のがん対策に関する取り組みと予算」を公開しました

 がん政策情報センターが47都道府県庁に問合せをし、2011年9月16日までに、ご回答
をいただいた42の都道府県について、2011年度におけるがん対策に関する取り組みとそ
の予算額を公開しました。ご協力いただいた都道府県がん対策担当者の皆様、誠にありが
とうございました。

 ぜひ、自分が住んでいる地域の取り組みと予算を知って、アドボカシー活動に役立ててください。

>>都道府県別のがん対策に関する取り組みと予算(2011年度)
http://ganseisaku.net/practices/archives/budget/gan_local/gan_torikumi.html


●アンケートにご協力いただけますよう、お願い申し上げます。

 がん政策情報センターでは、「がん対策アンケート」を実施しています。アンケートは、
がん対策に関わるさまざまな関係者(がん患者さん・ご家族、都道府県庁の担当者、議員、
医療提供者)を対象としたものです。さまざまな方の国や都道府県等のがん政策に関する
意識やがん対策の実態を中立的に明らかにすることを目的として行っています。

 9月26日(月)までの期間中、下記サイトよりご回答いただけます。お時間がございま
したらぜひ貴重なご意見をお寄せください。

>>がん対策アンケート
http://ganseisaku.net/practices/whitepaper/gan_2011cancer.html


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[4] がん対策トピックス

「平成23年度がん検診50%達成に向けた体験談コンテスト」について〔9月5日〕
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/gan_contest23.html

「喫煙率」を更新〔9月8日〕
http://ganjoho.jp/public/index.html


【上越】乳がん検診を休日に受けてみませんか?〔9月15日、新潟県〕
http://www.pref.niigata.lg.jp/jouetsu_kenkou/1315256464064.html

がんに関するイベント情報〔9月14日更新、北海道〕
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kak/gantaisakujyouhou.htm

休日にお住まいの市町村以外でも乳がん検診を受けてみませんか〔9月14日、新潟県〕
http://www.pref.niigata.lg.jp/kenko/1315861215859.html

子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進基金の執行状況等について〔9月14日、群馬県〕
http://www.pref.gunma.jp/02/d2900076.html

しまねのがん対策〔9月13日、島根県〕
http://www.shimane-gan.jp/index.html

「受動喫煙防止秋田フォーラム2011」について〔9月12日、秋田県〕
http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1315532096709/index.html

たばこ対策〔9月9日、石川県〕
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenkou/bunen/index.html

子宮頸がん予防ワクチンについて〔9月9日、京都府〕
http://www.pref.kyoto.jp/kenshin/1292302439438.html

子宮頸がん予防ワクチン接種助成事業の御案内〔9月8日、広島県〕
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/page/1299475080942/index.html

秋田県がん対策推進計画アクションプランについて〔9月7日、秋田県〕
http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1315358087137/index.html

受動喫煙の防止について〔9月7日、福島県〕
http://www.pref.fukushima.jp/kenko/kituentaisaku/kituentaisaku.html


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[5] 注目のコンテンツ

●国内外のがん対策の動向を知ろう

 がん政策情報センターでは、国内のがん対策の動向として、これまで行われた国の協議
会(厚生労働省がん対策推進協議会)や、主要学会(日本癌治療学会、日本癌学会など)
でのアドボカシーに関する報告、患者参画の事例などをレポートにして公開しております。

 患者アドボケートが参画した事例として、島根県で行われた「がんサロン交流会」、沖縄
県の「タウンミーティング」、「四国がん対策連携協議会」の発足などを紹介しています。

 また、世界の動向レポートとして、UICC(国際対がん連合)で話し合われた世界のたば
こ対策や、NBCC(全米乳がん連合)で行われている患者アドボケートの研修について、報
告しています。

 ぜひ、国内外の動向を合わせてチェックしていただき、日頃のアドボカシー活動の参考
にしてください。

>>国内外における、がん政策・がん対策関連のレポート
http://ganseisaku.net/practices/reports/


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[6] がん対策~気になるデータ

●「がん難民」と呼ばれる状況になった割合

 当機構で実施したがん患者意識調査では、はじめの主な治療が終了したあと、がんの治
療やケアを通してこれからどの医療機関にかかればよいか分からない状況、いわゆる「が
ん難民」と呼ばれる状況に置かれたことがあるか質問をしています。その結果、全体の8.4%
の方が「(置かれたことが)ある」と回答されました。

>>患者が求めるがん対策 vol.2 ~がん患者意識調査2010年度版~ (2010年度調査)
http://ganseisaku.net/impact/reports/gan_ishiki_2010.html

 「(がん難民といわれる状況に置かれたことが)ある」と回答された方にその理由をたず
ねたところ、「医療機関の選択肢についての情報が得られなかった」との回答が最も多く、
45.9%と半数近くになりました。

 医療機関の選択肢など、情報を得る際に重要になる事柄の一つとしてセカンドオピニオ
ンがありますが、先日開催されたがん対策推進協議会では、「セカンドオピニオンに関する
患者の意識」について資料が提出されています。資料では、「患者・家族が納得して適切な
治療法を選択できるようにするため、医療者の説明を理解できるための支援体制、必要に
応じて遠慮せずに適切にセカンドオピニオンが受けられるための体制整備の一層の充実を
求める」と書かれています。

>>第24回がん対策推進協議会資料 がん対策推進協議会患者関係委員有志提出資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001oak9-att/2r9852000001oaut.pdf

 「がん難民」にはさまざまな定義があるといわれています。どの定義であっても、がん
患者さんやご家族が、安心してがん治療を受けられるような対策が求められています。
(プログラム・オフィサー 山口 綾香)


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[7] 患者さんが作る提言活動の手引き

●がん政策サミットで学んだこと1

 がん政策情報センターでは、2009年から2011年にかけて5回にわたり、「がん政策サミ
ット(以下、がんサミット)」を開催しました。がんサミットは、全国のがん患者アドボケ
ートの皆さんに集まっていただき、日本国内や海外のがん対策好事例を学び、がん対策に
関する政策提言のための話し合いを行う場として、ご活用いただきました。
>>がん政策サミット
http://ganseisaku.net/impact/events/gan_summit/

 2009年のがんサミットでは、多くのアドボケートにご登壇いただき、地域の実例をご報
告いただくとともに、実際のご活動におけるポイントなどをご紹介いただきました。都道
府県が違えば、環境も異なりますが、参加していただいた多くの皆さんから、地元に持ち
帰って実践したいという感想をいただきました。

 アドボカシーワークブックは、がんサミットでご紹介いただいた事例から得られたヒン
トがちりばめられています。第1章の第2部では、「活躍するアドボケートたち」シリーズ
として、現在ご活躍されている3人のアドボケートの方のインタビューを掲載しています。
このシリーズでは、今後、ぜひ多くの方をご紹介したいと考えています。

>>患者アドボカシーワークブック ダウンロード
http://ganseisaku.net/impact/training/workbook/download.html

(プログラム・オフィサー 沢口 絵美子)


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[8] がん対策ニュース

>>がん予防・県民公開セミナー 県内5カ所で[佐賀新聞、9月14日]
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2046922.article.html

>>日本「運動不足」65% WHO、慢性疾患の原因に[共同通信、9月14日]
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011091401000175.html

>>患者のデータ集計 調査と対策[読売新聞、9月13日]
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=47107

>>原発被曝で病気、労災認定基準を策定へ 厚労省[朝日新聞、9月13日]
http://www.asahi.com/health/news/TKY201109120571.html

>>「がん教育」条例に明記/香川[朝日新聞、9月13日]
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001109130002

※がん対策関連のニュースは下記にまとめて掲載しております。
http://ganseisaku.net/newsclip/


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日本医療政策機構 市民医療協議会 がん政策情報センターでは定期的にメール
マガジンを配信しております。
配信の停止をご希望の方は、下記事務局まで、連絡してください。
今後とも当機構の活動へのご支援を何とぞよろしくお願い申し上げます。

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がん政策レター 2011/09/20(第52号)

発行所	:日本医療政策機構 市民医療協議会 がん政策情報センター
発行人	:埴岡 健一
編集長	:沢口 絵美子

住所	:〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2-5-3
Tel	:03-5614-7796
Fax	:03-5614-7795
E-mail	:gan_newsletter@hgpi.org
Web	:http://ganseisaku.net/
	 http://www.shimin-iryou.org/

Copyright(c) 2011 日本医療政策機構 市民医療協議会 がん政策情報センター
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●がん政策レターのバックナンバーは下記URLよりご覧ください。
http://ganseisaku.net/impact/mailmagazine/gan_/

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