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高知県高知発、がん患者支援プロジェクト

トピックス

  • 2010年12月25日
    在宅ホスピスボランティアの育成講座を開催します

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  • 2010年07月29日
    TV放送のお知らせです。

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  • 2010年07月17日
    在宅ホスピスボランティアの育成講座を開催しました。

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  • 2010年03月22日
    「想いを共有する地域からの声 宮城・大阪・高知」を開催しました。

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  • 2010年02月11日
    訪問看護「パリアン」を訪ね、在宅ホスピスケア・ボランティアに関して学びました。

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  • 2009年10月17日
    「心のケア支援相談員」の育成として、第1回「スピリチュアル専門の養成講座」を開催しました。

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  • 2009年09月07日
    「臨床スピリチュアルケア研修」を受講して参りました。

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プロジェクト概要

私たちのプロジェクトが生まれた背景

私たちは次に挙げるような現状を解決するために、「がん患者・家族を地域ぐるみで支える仕組みの確立」が必要だと考えています。

・地域では医療情報が不足している。
・安心して納得ができる医療を受けられずにいる。
・納得できる治療法の選択が自らできずにいる。
・地域で支援する体制ができてない。
・医療情報の適切な提供を行う相談者、支援者がいない。

私たちの目標と計画

患者・市民に向けて
患者・家族が、地域で、がんに関する様々な問題を相談できることにより、安心して療養する事ができます。

地域に対して

・病院やサロンで「心のケア支援相談員」(※)が対応にあたり、サロンを広める仕組みができます。
・「がん情報ナビゲーター」の勉強会などにより、がんに対する知識を深め、身体的な相談を受ける仕組みができます。
・「在宅ホスピスボランティア養成講座」を実施することにより、在宅で最後を過ごすことができる仕組みを作ります。
・資源集(※※)を作ることで地域の医療情報の提供ができます。

(※)「スピリチュアルケア研修」を受け、患者サロンや在宅、病院を訪問しながら、患者・家族の心のケアに取り組む人材
(※※)高知県内の病院、訪問看護ステーション、相談窓口、患者会情報などをまとめた冊子

他の地域への普及
好事例として発表することにより他県への普及をはかります。

これらの目標を達成するために、がん患者とその家族、医療や行政に携わる人々、地域の方々とつながりながら本プロジェクトを進めていきます。

こんな動きにつなげたい・こんな効果を引き出したい

・「心のケア支援相談員」が活動を開始します。
・「在宅ホスピスボランティア」の必要性を学び、実行に移します。
・がん患者や家族に、高知でのがん情報を提供します。
・がん治療の相談を受けられる状態ができます。

私たちに注目してください

・心のケアに関する研修会として「スピリチュアルカウンセリング講座」を開催します。
・「在宅ホスピスボランティア養成講座」を開催してテキストを配布します。
・資源集を作成し配布します。
・「がん情報ナビゲーター」の勉強会を毎週土曜日に開催し、知識の向上を図ります。

私たちは、地域の皆さんとコミュニケーションの場を設けます。インターネットなどを通して発信される私たちの動向に、どうぞご注目ください。

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メンバーの紹介

本プロジェクトは、私たちが進めます。(かっこ)内は所属を表しています。

・安岡 佑莉子(NPO法人高知がん患者会 一喜会 理事長) → 市民医療リーダーに聞く
・松浦 喜美夫(いの町国民健康保険仁淀病院 院長)
・安岡 しずか(ホームヘルパーステーションあたご所長)
・弘末 美佐(がん専門看護師)
・山地 ひろみ(社団法人高知県臨床検査技師会 会長)
・飯田 義也(あおぞら診療所 ソーシャルワーカー)
・岡林 政光(高知県放射線技師会 会長)
・浜田 恵秀(RKC放送)

メンバーからのメッセージ

治療法が尽きた人に必要なケアを真剣に考えているだろうか。
励ましだけではなく、その人の痛みを受け止めて対話ができているだろうか?

安岡さん死は誰にでも訪れますが、がん患者の中には自分の予測よりも早くこの現実に向き合う人がいます。こうした人に対しても痛みを受け止め対話できる人を育てなければなりません。私たちはこれを「心のケア支援相談員」と名付け、養成する計画を立てています。

一方で自分自身の治療を医師に任せ、自立に背を向ける人に出会うときもあります。しかし自分の置かれた状況や治療法、服用している薬の目的や効果を把握しているがん患者は、治療というテーマで医師とのよい関係を築けるのではないでしょうか。そうしてがん医療の発展に寄与しているのではないでしょうか。だから1人でも多くのがん患者に自分の病気について学んでほしいのです。このための支援者を私たちは「がんナビゲーター」と名付け養成に取り組んでいます。

がん患者には自分を知るための場と支援が必要です。その過程がもし10段階ならば1段ずつ上がっていくしかありません。私たちはそのために必要な環境を整える活動を続けます。

(安岡 佑莉子:NPO法人がん患者会一喜会 理事長)

関連リンク

NPO法人がん患者会一喜会
高知発、がん患者支援プロジェクト

支援や協力の得られる団体

・NPO法人高知がん患者会一喜会
・いの町立国民健康保険仁淀病院
・医療法人久会図南病院
・かもだの診療所
・高知県健康づくり課
・社団法人高知県臨床検査技師会
・高知女子大学看護学部
・高知県リハビリテーション研究会

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スケジュール

以下の予定でプロジェクトを進めます。

1月 9日 2期生のスピリチュアルカウンセリング講座(「心のケア支援相談員」養成講座)(4回目)
  プロジェクト委員会
2月 27日 2期生スピリチュアルカウンセリング講座(5回目)
  ケア専門委員勉強会(打ち合わせ会含む)
3月 13日 2期生スピリチュアルカウンセリング講座(6回目)
4月   2期生スピリチュアルカウンセリング講座(7回目)
がん情報ナビゲーション試験
5月   2期生スピリチュアルカウンセリング講座(8回目)
在宅ホスピスボランティア研修内部会議
6月   2期生スピリチュアルカウンセリング講座(9回目)
今後の進め方内部会議
7月   在宅ホスピスボランティア養成講座
資源集発行委員会①
8月   ケア専門委員勉強会(打ち合わせ会含む)
資源集発行委員会②
9月   心のケア支援相談員1期生、2期生の合同勉強会
10月   ケア専門委員勉強会(打ち合わせ会含む)
資源集発行委員会③
11月   資源集発行委員会④
12月   資源集発行

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活動

2010年の活動について

活動レポート~地域から生まれる好事例2010~(抜粋版:高知)

・スピリチュアルカウンセリング講座、がん情報ナビゲーター養成講座、在宅ホスピスボランティア養成講座を実施し、心のケア支援相談員(1期生)を13人養成しました。
・研修を終えた心のケア支援相談員(1期生)は、患者サロンや在宅、病院を訪問しながら、実際に患者・家族の心のケアの取り組みを始めました。
・心のケア支援相談員(2期生)の募集をし、養成を始めました。
・シンポジウム「想いを共有する地域からの声 宮城・大阪・高知」を開催しました。 高知からは「心のケア支援相談員」の育成を紹介し、会場の参加者に協力を呼びかけました。
・スピリチュアルケア研修終了の1期生と受講中の2期生との合同勉強会を行いました。
・メディアによる報道について 2010年3月、7月:高知新聞、8月:テレビ朝日系列 「発見!人間力 其の99 高知発 生命見守って~ガンに負けない心を持つため~」(心のケア支援相談員の育成過程のドキュメンタリー)
 

2009年の活動について

活動レポート~地域から生まれる好事例2009~(抜粋版:高知)

・当プロジェクトのウェブサイトを作成し、公開しました。一喜会のウェブサイトとがん政策情報センターの高知のページとリンクし、アクセス数の増加を図っています。
・「心のケア支援相談員」21人の養成を開始しました(10年6月終了予定)。
・「がん情報ナビゲータ」10人の養成を開始しました(10年3月終了予定)。
・「リレーフォーライフ」(09年10月10日、11日)を開催し、がん患者への理解と支援として、当プロジェクトの公知と公募活動を行いました。
・「心のケア支援相談員」の実習場所として、高知大学付属病院、図南病院に要請し、倫理委員会で承諾を頂きました。
・メディアによる報道について、09年7月16日:高知放送、8月1日:高知新聞、

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このプロジェクトへの連絡先

本プロジェクトへのお問い合わせは、下記までお願いいたします。

・申請代表者氏名:安岡 佑莉子
・住所:高知市桟橋通り1丁目10-6絹川ビル302
・電話:088-854-8762 FAX:088-854-8763
・E-Mail:dxxmy154@yahoo.co.jp

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更新日:2011年04月06日

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